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頭へのマッサージSTEP別解説【Tsubakiのマッサージ手順1】

  • 側頭部に手をあてる
  • 指の腹で円を描く
  • 頭皮全体を刺激する
  • 頭皮を指の腹で摩擦する

STEP 1:頭皮全体を温めるエフルラージュ(撫でる手技)

まずは、頭皮全体を温め、リラックスさせることから始めます。

両手で包み込む: 両手のひらで、頭全体を包み込むように優しく触れます。これにより、クライアントの心身がリラックスし、マッサージを受け入れる準備が整います。

指の腹でゆっくりと: 指の腹を使い、生え際から頭頂部、後頭部へと、ゆっくりと撫でるようにマッサージします。強い力は入れず、優しく、滑らかに行うのがポイントです。

STEP 2:頭皮のコリをほぐすペトリサージュ(揉捏法)

頭皮には、多くの筋肉や筋膜が存在します。ここを丁寧にほぐすことで、血行を改善し、コリを和らげます。

指の腹でつかむ: 指の腹を使い、頭皮を小さくつかみ、持ち上げるように揉みほぐします。頭皮全体を、少しずつ場所を変えながら、均等にマッサージしましょう。

円を描くように: 両手の指の腹を使い、頭皮全体に小さな円を描くようにマッサージします。特に、こめかみや耳の上、頭頂部などは入念に行いましょう。

STEP 3:ツボを刺激する指圧

頭部には、様々なツボが存在します。ここをピンポイントで刺激することで、より高い効果が期待できます。

百会(ひゃくえ): 頭のてっぺんにあるツボです。両手の指を使い、心地よい圧で垂直に押します。頭痛や不眠、自律神経の乱れに効果的とされています。

天柱(てんちゅう): 首の付け根にある太い筋肉の外側、髪の生え際にあるツボです。親指を使って、内側に向かってゆっくりと圧をかけます。肩こりや眼精疲労、首の痛みに効果的です。

風池(ふうち): 天柱の外側、耳の後ろのくぼみにあるツボです。こちらも親指を使って、ゆっくりと圧をかけます。頭痛やめまい、風邪の初期症状にも良いとされています。