Tsubakiで行っているマッサージの部位別の手順をまとめました。
このページではデコルテ、首へのマッサージについて解説します。
- 【Tsubakiのマッサージ手順1】頭へのマッサージSTEP別解説
- 【Tsubakiのマッサージ手順2】デコルテ、首へのマッサージSTEP別解説
- 【Tsubakiのマッサージ手順3】ハンド 腕へのマッサージSTEP別解説
- 【Tsubakiのマッサージ手順4】背中へのマッサージSTEP別解説
- 【Tsubakiのマッサージ手順5】足へのマッサージSTEP別解説
STEP 1：全体を温めるエフルラージュ
まずは、デコルテと首全体を温め、リンパの流れを良くすることから始めます（参考：エフルラージュとは？）。
鎖骨の下: 鎖骨の下を指の腹で中央から外側へ、優しく撫でるようにマッサージします。
鎖骨のくぼみに沿って、内側から肩先へと流すイメージでマッサージを行います。
優しいタッチで: 強い力は入れず、優しく、滑らかに撫でるようにマッサージします。
顎の下から鎖骨に向かって、指の腹でゆっくりと首筋を撫で下ろします。
このとき、特に耳の下から鎖骨にかけてのライン（胸鎖乳突筋）を意識してマッサージを行います。
STEP 2：リンパを流すペトリサージュ
デコルテや首には多くのリンパ節が集中しています。ここを丁寧にほぐすことで、老廃物の排出を促します（参考：ペトリサージュとは？）。
鎖骨の上のくぼみ（鎖骨上窩）の部分、鎖骨上部のリンパ節のあたりに指を置き、円を描くように優しく揉みほぐします。ここに溜まった老廃物を流すことで、むくみの解消につながります。
そののち、顎の骨の下に沿って指を滑らせ、顎下のリンパ節を優しく刺激します。
最後に、首筋のコリをほぐすために親指と人差し指で首筋の筋肉を軽くつかみ、ニーディングにて揉みほぐします。特に、首の付け根や、肩との境目などを入念に行います。
STEP 3：首の付け根と肩の筋肉を解放するフリクション
首の付け根や肩は、慢性的なコリの原因となる部位です。フリクションを取り入れることで、深部のコリにアプローチします（参考：フリクションとは？）。
親指や手のひらの付け根を使って、首の付け根の筋肉を、小さな円を描くように圧をかけながら揉みほぐします。
そののち、肩の盛り上がった部分を、指の腹や手のひらの付け根で、ゆっくりと深く圧迫しながらマッサージします。